あけましておめでとうございます。
去年は、ほぼ月一の日記、つまり月記状態?だったので、
今年はもうちょっと更新の頻度をあげようかなと..。
オリジナル・ラブのアルバムレコーディングが終盤戦に入ってきている。
ボーカルレコーディングが新年早々1月2日から始まった。
ひとりでボーカルレコーディングするのはあまりよくないことだと思うが、
昔からずっとそういうやり方をしてきたので、
習慣的に今回もやっている。
一昨日まで風邪をこじらせていてなかなかうまくいかなかったが、
今日は歌の調子が最初っから良かったので、
興に乗ってたくさんテイクを録った。
二、三本録っては聴いて確認し、
そしてまた歌うことを繰り返す。
その最中は、
どんどん歌が上手くなっているような気がした。
だいたいこんなものだろうと最後のテイクを録って、
一休みして冷静になってから一本ずつ聴いて確認すると、
最初の2、3、4テイクが一番良くて、
そのあとのテイクは、
歌が妙に器用になってパワー感がなくなっているのだった。
こういった経験は何度もしてきているが、
歌っている最中は気がつくことができない。
客観的に自分を見ているつもりが、
全然見えていない。
それにこの逆のパターン、
つまり何度も歌って、
20本目がベストテイクだった、
ということも過去に何度かあった。
ひとりでのボーカルレコーディングは、
一重ではなく、
幾重にも客観的にならなければならない難しさがある。
そんなことを改めて感じた日だったが、
もう何日か続けていけば、
どこまで歌うべきかの勘が戻ってくる気がしている。
歌のレコーディングは何年やってもいつも難しいと感じる。