新しい曲ができた。
8月頭に木暮晋也と、
お互いに8月中に一曲作ろうと話していた。
僕が一曲できたぞと彼に言うと、
木暮も一曲作ったと返してきた。
曲調を二人で説明し合って笑った。
二人ともある意味似た方向の曲を作っていたからだ。
曲を作っていていまさら思ったのだが、
ポップスを作るなら、
曲がある程度出来るまで、
コンピューターやシーケンサーを使わず、
できるだけ頭の中やギター一本でイメージをふくらませた方が良い。
シーケンサーで打ち込みを始めると、
アレンジの作業に入ってしまい、
作曲の焦点がぼやけて迷走してしまうことが多い。
特にポップスの場合は、
作曲と編曲は全く違う作業なのだ。
こんな基本的なことを、
なぜ忘れがちになるのだろう。
暑い夏が過ぎ、
涼しくなる9月以降は曲を作るのにいい季節。
13歳から曲を作り始めて、
いまだに新しい曲ができることが嬉しいと感じる。
いいものに出会って良かった。