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オリジナル・ラブ初期4枚のアルバムが、
アナログレコードになって8月31日に発売される。
出来上がってきたLove Love & Loveのアナログレコードを聴いて、
恥ずかしながら感動した。
当時と全然違って聴こえる。
パンクニューウェーヴの影響が垣間見れる最後の時期。
当時のインディーロックのメジャーデビューアルバム。
25歳のオレ頑張ってる(笑)。
オリジナル・ラブのメジャーデビューアルバムLove Love & Loveは、
発売された1991年当時、
自分の実力の無さに不甲斐ない気持ちもあったが、
いま聴くとそれが返ってインディーロックの手作り感があって、
かっこよく聴こえる。
当時のストリートミュージックの香りがする。
プロデューサーを立てず、
自分達だけで作ったアルバムだからそうなったのか。
今聴くとスタイルカウンシルみたいに聴こえるけれど、
当時は全く意識してなかった。
もちろん、ペイル・ファウンテンズ、アズテック・カメラ、モノクローム・セット、
エドウィン・コリンズ率いるオレンジ・ジュース、キュアー、エコー・アンド・ザ・バニーメン、
ジョー・ジャクソン、スペシャルAKAなどの音楽は知っていたけれども、
それはもう少し前の時期。
このアルバムを作っている頃は昔のソウルやジャズに憧れていた。
頭の中には昔のソウルミュージックやジャズが鳴ってたけど、
技術が追っ付いてなくて、
そうなれなくて、
それが結果的に、
UKロックみたなサウンドになっていた感じといったところか。
そしてこのLove Love & Loveは、
パンクニューウェーヴの影響下から、
ヒップホップなどクラブダンスミュージックへ、
興味が移行してゆく時期にあるアルバム。
いま聴き返すとそれがよく分かるなあ。
アナログレコードだからか、
自分の作ったアルバムをあまり聞かなかったからか、
色々新鮮で面白い。
皆さん、
今こそこのアルバムを聴いてみてほしいです!