二度目の緊急事態宣言が一都三県で発令され、思うように外出できない日々がまたやってきてしまったと憂鬱な気分になっている方も多いと思います。しかし、SNSやメディアなどでたまに見かける「人混み」の画像。実感として繁華街にはそんなに人が外出していないように感じますが、何故か出て来るあの画像には実は秘密があるのではないかと話題になっておりました。
カメラのレンズが違うだけで
買い物行ったついでに圧縮マンごっこしてきた
1枚目:24mm
2枚目:50mm
3枚目:240mm
4枚目:384mm(240mmの1.6倍クロップ)
概ね同じ場所(不二家の幟を目安)が起点になるよう位置を調整
すべて絞りf8で撮影やはり400mm近くになるとさすがの圧縮効果ですね♪
(実際の見た目は2枚目の50mmが近い) pic.twitter.com/tQI8MxE1DX— みかんChan (@mikan_TDF_MCZ) January 9, 2021
同じ場所で撮った画像が4枚並んでいます。しかし、一枚目を見れば非常に閑散として見えますが、4枚目はかなり混んでいるように見えます。同じ場所、同じ時間に撮ったとは夢にも思わないほどの差がありますが、これがカメラのレンズでの圧縮効果だそうです。
実は報道なんかでも使われてるのかも
望遠レンズの効果。
レンズを変えるだけで「密」に見えるのは面白いデスね。 pic.twitter.com/06qTlyWVW0— 言迷水/暗黒通信団ブロンズ戦闘員【公式】 (@nazomizusouti) January 6, 2021
写真家の方や詳しい方などでなければ、この画像は圧縮したものだろうというのは見た目にわかりません。あまり混んでいない場面を込んでいるように見せかけたり、逆も然り。こういった画像が存在するというだけで、実際に混んでいたのに「どうせ圧縮だろう」と決めつけてしまうという考えが出てしまう、というのも非常に危険です。
Twitterの反応
こんなことできるなんて知らなかった…笑
— PlayStation/Xbox攻略サイト (@nono_jp) January 10, 2021
カメラに関心のある人でなければ知らない事ですよね。
なるほど、道路標識が明らかに不自然な距離感にあるようにみえますね
— 大滝 小山 (@o_takikoyama) January 9, 2021
よくよく見ると、いろんな距離感が不思議なことになっていることにも気付けるのかもしれません。
世界的にもコロナ禍という特殊な状況の中、情報が過多になりがちな時代なので、だれか(自分も含む)に都合の良い情報だけを集めてしまったりして偏ってしまう事が一番怖いことかもしれません。
画像掲載元:写真AC