ボルドーワイン愛好家はコーラ愛好家より太りにくいと判明

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調べるまでもなく、ワインよりコーラのほうが、明らかに太りやすいと言う印象はあるのですが、とはいえ、このような結果が出たことにより、よりワインを嗜むことに抵抗がなくなるのかもしれません。ということで今回は、なんとワインがコーラよりも太りにくいと言う研究結果が出たという話です。実際はどのような仕組みなのでしょうか。

ボルドーワイン愛好家はコーラ愛好家より太りにくい

今回の研究結果は、ワインを飲む人は、コーラを飲む人よりも太りにくいというものです。どうやらワインそのものの成分ではなく、愛好家の食生活がそのような傾向にあるという研究がミソであり、ワインを飲みまくっても大丈夫というものではないので注意。

Public Library of Science社より刊行されているオープンアクセスの査読つきの科学雑誌「PLOS ONE」による研究結果によりますと、今回8,675世帯を対象に食生活を調査。これらをコーラ好きの人とワイン好きの人にグループ分けしたという。

その結果、ワイン好きの人よりも、コーラ好きの人は「ビスケット」「チョコレート」「スナック菓子」を購入する傾向が強いことが判明。つまり、コーラ愛好家は太りやすいおつまみを好んで買う傾向があるという。

しかもこのコーラ愛好家の人々は、肥満指数(BMI)が、25を超えることが多かった模様。ちなみに、25を超えると肥満とされます。

ロンドン大学衛生熱帯医学大学院の社会疫学者で著者である「ニコラス・バーガー」いわく、これらの家庭では砂糖やスナック菓子・ダイエット飲料を大量に購入する傾向があり、さらに言ってしまえばそれらの世帯の人は裕福ではないことが判明。

今回の研究結果は、「肥満」と「経済的不平等」が関連する証拠であると研究者は話しているという。

全てのダイエットを過去にする衝撃的な見解も話題ですが

酒を飲めばオツマミが欲しくなる、結果太りやすくなるということはいわれておりますが、ワイン好きになれば、そのへんは解消されるのかもしれませんね。ジャンクフード好きには少々つらい食生活ですが。

Source:DailyMail