皮で包まずに作る「混ぜ餃子」を作ったら、ほとんどあの料理になってしまった

餃子

image:秒刊SUNDAY

餃子がラーメンの脇役だったのは過去の話、いつの間にか主役の座をゲットしていました。餃子といえば宇都宮市と浜松市が仁義なき戦いを繰り広げておりましたが、近年宮崎市が2強を脅かす存在に。そんな餃子を家で作る時に面倒なのは「皮に包む」ことなのですが、皮を包まずに作る「混ぜ餃子」なるものを発見したので、実際に作ってみたところ・・・完全にアレに。

もう包まない!「混ぜ餃子」爆誕!

「NO MORE包む」を合言葉に登場した混ぜ餃子の素。家庭、いや全世界における「餃子」のいちばん面倒なところ「皮で包む」を完全排除した画期的な商品。これはもう作るしかないでしょうが!

材料はひき肉100g、ニラ40g、キャベツ100gという餃子のタネでおなじみの面々に本日の主役「混ぜ餃子の素」を1袋。キャベツを白菜に変えてもおそらく大丈夫ですし、にんにくを追加したりしても多分問題ないはず。

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作り方は簡単、水で溶いた「混ぜ餃子の素」に適当に切ったニラとキャベツ、そしてひき肉をよーく混ぜます。下味が要らないのもありがたいポイント、ただ混ぜるだけ。

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よーく混ぜたら、油をひいたフライパンで焼いていきます。この時点で、餃子の匂いがキッチンどころか家中を襲いやがります。これはもう「みんみん」か「正嗣」といったリアルな空気。筆者の家にはフライ返しが1つしかありませんが、2つないと苦戦するので購入推奨です。

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焼き時間はかなり長め。中までしっかり火を通すため「中火で5分→フタをして6分→ひっくり返してフタをしたまま5分」と16分ほどの焼き時間が必要となります。

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その間に餃子のタレを自作しておきましょう。筆者は醤油3:酢3:ラー油1くらいの割合が好みですが、この辺はお好みでどうぞ。酢+塩こしょうも意外とアリなのでお試しください。

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焼き上がりはこちら!なんとなく「梅蘭焼きそば」を思い出してしまいますが、これは「餃子」です!!

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包まない「混ぜ餃子」を実食、これはまさしくアレだ!

「混ぜ餃子」が完成したので、さっそくこちらを食べていきます。食べる前に「ピザ」のようにカットを入れると食べやすくなるらしいので、しっかりカットしておきました。

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お手製のタレをたっぷりつけて、いっただきま~す!・・・うぉっ!餃子っっ!なのですが、もっちりとした生地はお好み焼き・・・否!チヂミだ、ほぼチヂミだよこれ!見た目含めてそっくり!(チヂミ=韓国風お好み焼きだと思っていただければ間違いないです)

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材料は餃子なのですが、よく考えたらチヂミの材料も似たようなもの。特にチヂミにはニラがたっぷり入っていることが多いので、激似というかほとんどチヂミ!味は割と餃子なので、皮のもっちり感を楽しみたい人には少々物足りないかも。

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結構な量がありますが、これなら一人でペロッといけちゃうかも。単純に「餃子の中身を焼いたもの」にあらず、一つの料理として完成しているように感じました。あらゆる面で餃子とチヂミの間の料理といえますが、単品で食べてもごはんのおかずとして食べても「美味しい」ことには違いありません。

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手軽かどうかは人それぞれですが、少なくとも餃子を「包む手間」なく食べられるのは嬉しいところ。もっと薄く焼けば完璧に「チヂミ」になりそうですが、厚めに焼いて中のジューシー感を楽しむのがベストでしょう。ちょっと変わった「混ぜ餃子」今回も美味しくいただきました、ごちそうさまでした!

いや、餃子は手包みこそが正義!という方は、こちらの「しそ餃子」を作ってみてはいかがでしょうか。筆者は絶対に作りません!なぜなら、しそを全く体が受け付けないから!これ、苦手な人が食べたら気絶するレベルのしそ入ってるし・・・

source:昭和産業「もう包まない!混ぜ餃子の素」

画像掲載元:SS.ナオキ