東京五輪・パラリンピック大会組織委員会の森喜朗会長の「女性がたくさん入っている理事会は時間がかかる」発言で、世界中から「女性軽視」のバッシングを浴びている昨今、では男性はどうなのか、と言う疑問が湧いてくる。そんな中、2014年にとある女性がなんと「男性の会議は長い」と言う趣旨の記事を朝日新聞に投稿していたことが話題となっている。
なぜ男性はすぐに『長い会議』をしたがるのか?
問題となっているのは、北原みのりさんが朝日新聞に寄稿した記事「なぜ男性はすぐに『長い会議』をしたがるのか?」という記事だ。
なぜ男性は、家に帰りたがらないのか? なぜすぐに「長い会議」をしたがるのか? だいたい会議をしても、何かがスッキリ決まることが、まずない……のは、どういうことなのか?
引用:朝日新聞『北原みのり「なぜ男性はすぐに『長い会議』をしたがるのか?」』
この記事によると、男性は何かが決まるわけでもない会議をしたがる、しかしその後の懇親会で何故かスッキリ決まるという内容の文章が書かれている。
それを踏まえ、東京五輪・パラリンピック大会組織委員会の森喜朗会長の「女性がたくさん入っている理事会は時間がかかる」発言が何故ここまでバッシングされ、この記事はそこまで大きく問題にならないのか。
同じ男女間の軽視による発言と捉えられてもおかしくないはずではあるが、男性は許されるのは何故なのか、と言う声がSNSでも寄せられている。
ネットでの反応
2014年→AERA&フェミニスト「なぜ男性は長い会議をしたがるのか?」
現在→AERA&フェミニスト「女性の会議が長いだなんて森会長は女性蔑視!日本の恥!」
アホなんやなw pic.twitter.com/uQkmgAEKQM
— 夢花 ことり🕊 (@kotoRichanPPP) February 7, 2021
なんでこれは炎上しないんだろう。
森さんと言ってることおなしだよね??北原みのり「なぜ男性はすぐに『長い会議』をしたがるのか?」 https://t.co/OJIBD9m3yJ
— 炒飯【令和最新版】 (@genthalf) February 6, 2021
これを踏まえると、男性であろうと、女性であろうと、会議が長くなると感じるのは性別間の問題ではなく、個人的な主観であるように感じる。
従って「男性だから・女性だから」と恣意的に決めつけてしまう発言そのものに問題があり、あろうことか、東京五輪・パラリンピック大会組織委員会の会長という立場でありながらの発言だったので世界中からバッシングを受けてしまうハメになったのだったのではないだろうか。
いずれにせよ今後森会長の処遇がどうなるのか、注目したい。