鬼滅の刃、禰豆子は女性差別、令和の纏足だと批判

鬼滅の刃 禰豆子 | 秒刊SUNDAY

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今や歴代興行収入が歴代1位となったアニメ「鬼滅の刃」ですが、年末年始、そして現在に至るまで、あらゆるテレビ番組で「鬼滅」をフィーチャーした企画やコラボが連日のように行われ、鬼滅の刃のアニメを見なくても目にする機会が極めて多くなっている状況です。そんな鬼滅の刃ですが、とんでもない批判が寄せられております。

禰豆子は女性差別である

さてそんな鬼滅の刃にでてくる禰豆子。この禰豆子が、女性差別であるというのだ。禰豆子といえば、主人公炭治郎の妹で、ストーリー上は人間ではなく「鬼」となっております。

そのため、人間に危害を加えないよう、口に「竹ぐつわ」をさせ、喋らせないようにしているのです。かなりシュールな演出ではありますが、大正時代の漫画ということで、かつフィクションということであれば、仕方のない設定であります。

しかしながら、これに対しネットでは「女性軽視」「女性差別」ではないかと言う声があるようです。理由として

1.竹を咥えさせる
→女性は口を出してはいけない

2.カゴに入れる
→女性は家庭を守らなければならない

3.太陽を浴びたらダメ
→女性は目立ってはいけない

という理由から「令和の纏足」と言う意見が出ている。

ちなみに纏足とは幼児期より足に布を巻かせ、足が大きくならないようにする、中国の古い風習。つまり、男性が、強制的に女性の行動を制約する行為に「女性差別」であるということだ。

ちなみに、この鬼滅の刃の作者「吾峠呼世晴」は女性とする説が濃厚ですので、それを踏まえると、この議論が果たしてどこに落ち着けばよいのか、混乱しそうになります。

ミスタードーナツも女性差別

また別の問題として「ミスタードーナツ」も、そのネーミングが「女性差別」だということだ。確かに、ドーナツに男性を象徴する「ミスター」を入れるという点には疑問に感じる点もあるが、そもそもこのミスタードーナツの由来としては、創業者がドーナツを作る人への敬意を称したと言う説があり、あまり男女の性別には関連していないとされている。

Source:「ネーミング解明バラエティ ユライの王国」で紹介されたすべての情報

以上を踏まえネットでは様々な意見がかわされております。

鬼滅の刃はじめ、人気が出ること=批判を浴びるという風潮は、どこにでもあるものですが、我々はその情報に安易に流されず、冷静に動向を見守るというスタンスが必要で、それがSNSを利用する側の心構えでもあるのかもしれません。

Source:鬼滅の刃ポータルサイト