規律というものはどこの国においても一定のものがあるわけですが、最近では民主化が当たり前となっておりますので、突拍子もないような制度はあまりみかけません。しかしながらこちらの国「北朝鮮」では、未だ社会主義国家を貫いており、信じられないような規律があるようです。それはなんと、ヘアースタイルによるものです。
北朝鮮はヘアースタイルの自由がない
Kim Jong-un in mullet crackdown as he orders ban on 'fashion hair-dos' https://t.co/y9fJ33PVcp pic.twitter.com/py4vQoibj1
— Daily Star (@dailystar) February 6, 2021
ということでこちら北朝鮮に関しては「ヘアースタイル」の自由は有りません。当然、髪の毛の色を染めるなど、資本主義国家へのあこがれで、反社会主義行動である。従って見つけ次第、強制労働をさせられるのだという。
基本的に、男女ともに15種類ほどのヘアースタイルしか許されておらず、男性はほぼ短髪で角刈りに近い状態。女性は、日本の70年代アイドルのような何とも懐かしいヘアースタイル飲みが許される。
こちらのツイートにはその様子を示すものだ。
Equality in North Korea: Both sexes have 15 approved haircut models. You can forget about dyeing your hair though. #ylemaailmalla #pyongyang pic.twitter.com/U9CoYwLgt0
— Mika Mäkeläinen (@Mikareport) April 16, 2017
またその他やってはいけない規律として
・破れたジーンズを履くことは許されない
・スローガンが書かれたTシャツを着てはいけない
・ピアスをしてはいけない。
など、まるで日本の小中高の校則のような決まりがある。もちろんこれらを破れば、強制収容所に送られる。
強制労働を選ぶか、自分の自由な主張を選ぶか、それは国民に委ねられているわけですが、自らの危険を顧みず、そのような選択を行うものは少ないだろう。
一見厳しい規則ではありますが、日本では更に厳しい「下着は白でなければならない」と言う校則もあったことを踏まえると、決して他人事ではないのかもしれません。
Source:DailyStar