緊急事態宣言の翌日、通勤電車がとんでもないことになっていると話題

緊急事態宣言 | 秒刊SUNDAY

image:写真AC

昨日1月7日、一都三県に緊急事態宣言が発令されました。これにより、多くの都民・県民は行動を制御され、暮らしに大きな打撃を与えられてしまいます。たとえば、居酒屋などの飲食店は営業時間が夜20:00までの短縮となり、夜の懇親会はしばらくおあずけです。しかしながら、この状況下、朝の様子は変わっていないようです。

一都三県に緊急事態宣言が発令される

昨日政府が一都三県に発令した「緊急事態宣言」の概要として主に以下のようなものになります。

・午後8時以降の不要不急の外出自粛
・営業時間の短縮要請
・出勤者の7割削減

いずれも要請や自粛レベルのもので、拘束力や強制力はなく、また昨年4月に発令されたものよりも、限定的なものになっております。

そのため、ネットなどでは「効果が薄いのではないか」と心配する声もあるわけですが、案の定、この緊急事態宣言が発令された翌日、とんでもない事態となっているようです。

通勤電車は平常運転

なんと通勤電車は平常運転。そればかりか、いつもどおりの混雑が発生しているようで、緊急事態宣言されるもあまり効果がない模様。

ちなみにどれぐらい混んでいるのか、NAVITIMEなどの混雑状況を把握するサイトで確認したところ

電車混雑リポート

08:20  圧迫される 圧迫される / 一時停車中 JR埼京線/りんかい線 【池袋】 新宿/大崎/新木場方面
08:19 圧迫される 遅れ(10分未満) 東京メトロ千代田線 【北千住】 代々木上原方面
08:19 圧迫される 遅れ(10分未満) 京浜東北線 大宮(埼玉県)方面
08:18 圧迫される 遅れ(10-30分) JR京浜東北線【北浦和】赤羽/上野方面

Source:NaviTime

圧迫される・遅れ・一時停車中など、まさにいつもどおりの混雑ラッシュ。緊急事態宣言はどこへやら、と言う状況であります。

政府が要請する「出勤者の7割削減」があまり浸透していないのが現実で、テレワークになかなか移行できない企業がまだまだ多いというのが現状だ。

しかしながら、感染対策をすれば問題ないという意識が高まりつつありそれを気の緩みと考えるかどうか、今後の課題となりそうだ。