ホラー過ぎる、見た目99%毒キノコが海外サイトで話題、食べると…

キノコ

image:pixabay

都会に住んでいるとなかなか「キノコ」に出会うことはないのですが、山の中には数多くの種類に出会います。その中で気をつけるべきものは、食べると体に害が出る、いわゆる「毒キノコ」。食中毒をおこして体調を壊すだけならばまだしも、命を落とすものについては絶対に口に入れたくない。そんな恐ろしいキノコには是非とも出会いたくないものですが…こちらのキノコはどうなのでしょうか。

見た目99%毒キノコ、これは一体…

ということで話題となっているのは、こちらのキノコ。

オーストラリアのブリスベン近くのネボ山でハイキングをしている男性が見つけたもの。

キノコ?もはやキノコではなく、イソギンチャクかなにかの生き物のようですが、見た目もさることながら、とんでもない問題があるようだ。

それは「臭い」。

なんと「腐った肉の様な臭いがする」とのことです。

つまり死体のような強烈な臭いがする&見た目ヤバい。これは高い確率で「毒キノコ」というわけです。

その後、このキノコについて海外掲示板「Reddit」で意見を募ったところ、思わぬ回答が飛び出した。

これは「アカイカタケ」

このキノコは和名、アカイカタケというようです。

1メートル周辺に腐った肉のような臭いを放ち、ハエを呼び寄せ胞子を拡散させるのだという。

しかし直ぐに消えてしまうという「幻のきのこ」ともいわれている。

学名は「Aseroe rubra」

実は日本でも生息しているようですが、あまりに少ないので超レアのようです。

静岡県、岐阜県、愛知県、滋賀県、京都府、高知県、愛媛県、福岡県、大分県、オーストラリア、ニュージーランド、スマトラ島、ジャワ島、スリランカ、タスマニア島、南アメリカ、メキシコなど、主として熱帯地域に発生。

引用:京都府

食べられるのか

気になる味ですが、ネット上では「魚の味がする」「食べられなくもない」というコメントがみかけられる。つまり毒はないが、美味しくないようだ。

静岡大学教育学部 加藤博士によると

静岡県以西に分布。傘の大きさは12㎝ほど。放射状に広げた腕は数日でぼろぼろになり、いつの間にか姿を消してしまいます。山林で見つけても、驚いて踏まないようにしましょう。※食用には適しません

引用:加藤英明の「静岡ぐるっと生き物探検!」

ということでいずれにしても、美味しくなさそうだ。

ただ見た目が、超猛毒で食べると死ぬ「カエンダケ」にも似ているので、間違って食べないように注意しないといけませんね。

Source:MirrorUK