よくある近未来の草木ビル、入居者激減で世紀末のような状態へ

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最近は緑を取り入れた、環境に配慮したデザイン的なビルディングが話題となっておりますが、その中でも特に済んでみたいなと感じるのは、こちらのようなフロアごとに草木が生い茂る近未来的なビルです。自然と調和したこのような建築物に住むことができればどんなに幸せだろう、そう思い描いていた方は、見事に地獄に突き落とされます。

実はヤバかった空中庭園ビル

ということでこちら、中国の草木が生い茂るビル「垂直林」です。なんと中国で先行してそのようなビル、というかマンションが販売されていたことに驚きなのですが、実はこのマンションに衝撃的な問題が発生。

なんと結果的に、住む人がいなくなり、バルコニーには手つかずの放置された草木が生い茂り、みるも無残な結果に。

その、住人がいなくなった最大の理由としては、自然豊かな環境ならではの問題で「蚊」の大量発生。各フロアに草木が生い茂るので、蚊などの虫がわき放題。とても人間の住める場所ではないのです。

最初は、826のアパートすべてが今年の4月までに売り切れました。しかしその後、このマンションの致命的な問題に住人が気づき、国営のグローバルタイムズ紙によると、わずか10家族しか入居していないとのこと。

結果、SF映画のラストシーンのような人間の居なくなった世界・・・のような世紀末のような状態に。

60年後に森になるビルは日本では成功しておりましたが

果たしてこのようなエコな環境マンションは今後どうなっていくのか。

Source:DailyMail