バンドマンが語る、とかくベーシストがモテる理由が判明

突然だが、筆者はバンドをやっている。現在は活動休止中だが割と精力的にやっていた方だと思う。音楽が好きだったし、音楽に自身が救われた経験から「音楽で誰かを救いたい」とずっと、今も思っている。しかしこれはインタビューで聞かれた時用の答えだ。音楽を始めた理由は1も2もなく「モテたい」からだ。当たり前だ。

バンドマンはモテる?

しかし、別にバンドをやっていればモテるかというと、別にそんな事は無い。ガムシャラに真剣にやって、ある程度人気が出てきたらモテる事はあるが、コレは「何かに真剣に打ち込んでいる人」だからモテてるだけで、バンドとはあまり関係が無い。しかも、そこまで頑張るのに普通は5年以上はかかるので、単にモテたいという一点を突き詰めるために音楽を始めるのは非常に冗長な手段と言えるだろう

ベーシストがモテる

ベーシストはバンドマンの中で一番モテる。という説は、事実だと思う。そして昔は地味な楽器、ギターの下位互換的な見られ方をしていたのも事実だ。音響機器の性能向上で聞きやすくなったというのも間違いない。でもそれだけではないはずだ。

ベースがモテる理由

ベースの音は非常に低い。低い音はたしかに響いて聞こえてくるように感じる。その臨場感を一番出している楽器だから説。

一般的にもなったベースヒーロー的な人でいえば、ポールマッカートニー、矢沢永吉、フリーもいる。その他にも、多弦ベースが出てきたから説もあったが、コレも昔からある。

たしかに、モテてる人はモテていた。というか、ベーシストって顔が良い人が多い気がする。しかもなんか、ライブハウスに来るお客さんが好きそうな服装や髪型だったりとか。まあ、それでもモテないやつはボーカルだろうがギターだろうが作詞作曲をすべて手掛けていようがモテはしないものだ。冒頭でも言ったが、そういう人がモテるようになるのは、あくまで「努力が可視化出来るようになる段階」からだ。

結局顔なんじゃねえかと言われたら無関係とは言えないが、バンドマンが真にバンドマンになる瞬間とは「別に音楽やってもモテないな」と気付いてからが真の一歩目だ。なので、モテないバンドマンはむしろもっとメッチャ頑張って世の中を良い曲で溢れさせてほしい。というワケで「ベーシストがモテる」は確かにあるけど、本当に万人にモテるのは「なんでも真剣に頑張っている人」という事ですね。

画像掲載元:秒刊サンデー