普段ゲームを全くやらない人でも、インベーダーやパックマンくらいは知っている人が多いのではないでしょうか。どちらも一世を風靡したアーケードゲームマシンなのですが、あまりの人気に偽物が出回っていたのも有名な話です。その2つのゲームを実際にキーホルダーが500円で販売されていたので、実際に遊んでみることにしました。
これが500円!?まさに驚愕のインベーダーとパックマン!
「TINY ARCADE(タイニーアーケード)」は、レトロゲームが内蔵された手のひらサイズのゲーム機型キーホルダー。日本では2019年3月に第1弾が発売されて人気を博しており、ゲームマニアの筆者としては手に入れて置きたい代物だったのですが・・・それがなんと1個500円の特売!思わず飛びついてしまいました。
「スペースインベーダー」と「パックマン」を開封してみます
パッケージが頑丈にテープで止まっていたため、開封するのに苦戦しました。なんとかパッケージから取説を取り出してみたところ全く同じ取説なので、おそらくシリーズ共通だと思われます。
乾電池は単4を3本別売、海外仕様では電池付きだったので輸送の問題から乾電池を取り外したものと思われます。大きさ的に仕方ないのですが、ちょっと電池に関してはコスパが悪いですね。外部電源は使えません。
プラスドライバー(1番)が必須になりました。電池交換が非常に面倒なのですが、キーホルダーとしても使うので仕方ありません。
正面から見るとこんな感じ。本物のアップライト筐体をそのままサイズダウンしてあるかと思うくらい、しっかりと設計されているようです。底がスピーカーになっていて、かなり大きな音がします。
横はこうなっています!これはまさにそのまんま!ここで昭和ゲーマーの筆者の涙腺がガチで崩壊しました!幼い頃を思い出します・・・
後ろにキーホルダーと電源スイッチが付いています。よくぞここまでしっかりと作ったものです。
いよいよ電源をオンにします!
電源を同時に入れました。電源を入れた後のデモ画面、音はほとんどアーケードと遜色なし!画面の上にあるタイトルパネルが光るギミック!これはすごい!!グラフィックもかなり頑張っていて、1.44インチの超ミニサイズを感じさせません。これで500円(定価2,480円)なら、この時点で絶対に買い!
遊んでみて、アーケード版との差異を少しだけ・・・アーケード版が縦長なのに対し、1.44インチの液晶は正方形に近いので仕方のない部分ではあります。逆にアーケードやファミコンのエミュレーターではなく、オリジナルを移植していることに感動しました。
【スペースインベーダー】
・画面が狭いので左右のスペースが無い
・インベーダー残り1匹時の音
・ミサイル発射音
【パックマン】
・ゴーストの挙動
・フルーツを食べた時の音
・パックマン消失時のモーション
全体的に操作性が激悪という致命的な欠点はありますが、この再現度ならオブジェとしてだけでも優秀なのでゲームはオマケと言っても過言ではありません。暇つぶしに遊んだり、筐体やデモ画面を眺めるだけでも価値があるのです!タバコと比較してもかなり小さいですからね、これは本当にスゴい技術ですよ!
以前友人からプレゼントでいただいたディグダグと3台並べてみると、これが本物の約1/18サイズで高さ9cmしかないミニチュアとは思えません。10台くらい並べたら圧巻なんだろうなぁ・・・
大量に出回ってるせいか、激安価格で売られていることも多いタイニーアーケードシリーズ。売っているところを見かけたら、ぜひ保護してみてください。筆者と同じ昭和世代なら懐かしさで胸がいっぱいになりますし、知らなくても古き良きゲームを感じることが出来るはずです。
レトロゲームって20年ぐらい前を想像してしまうのですが、20年前ってプレステ2の時代なんですよね。スペースインベーダーは42年、パックマンは40年以上経っているんですよ・・・時の流れって怖い!
画像掲載元:SS.ナオキ