ペットのオウムが命の恩人、絶対絶命のピンチの男を救ったその方法とは

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ペットと暮らすとさまざまなメリットがあると言われています。オキシトシン、別名「幸せホルモン」が活発になったり、認知症の予防や子どもの成長にも良い影響を与えるという研究結果があります。ペットが私たちにもたらしてくれる影響は、時として飼い主の命をも救ってくれることがあります。今回はオーストラリアであったオウムとその飼い主についての出来事をご紹介します。

家を全焼させる火事から飼い主を救ったオウム

オーストラリアのブリスベンの民家で起きた深夜の火災。そこに住むアントン・グエンさんは、消防隊が到着する頃には無傷で避難していました。アントンさんによると、ペットとして飼っているオウムのエリックが、煙探知器の警報が鳴る前に寝ている彼を起こしてくれたと言います。

「『バン』という音と共にエリックが大きく鳴き始めたので目を覚ましました。そしたら少し煙の匂いがしたんです。エリックと一緒にドアを開けて部屋を出ると、家の裏側で炎が上がっているが見えました。私はバッグを手に取り階段を駆け下りて外へ逃げました。」

命が大事

アントンさんは「家が全焼してまった事はショックですが、私とエリックが無地であれば大丈夫です。」と語りました。エリックは煙探知器が鳴る前から「アントン!アントン!」と叫んで危険を知らせたそうです。危険を察知したエリックによって双方の命が救われました。

彼らの関係性は素敵ですね。このような出来事がなくとも、動物は見ているだけで癒やしをくれます。

Source:NPR