悪役好きな人、とんでもない心理が働いている事が判明

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映画の悪役といえば、恐ろしい存在でありながら、どことなく人間くさい部分があり、共感してしまいそうになります。身近なところで言えば、ドラえもんのジャイアンなども悪役なのかもしれませんが、彼の愛情や友情はたとえ普段暴力的な行動をとっているとしても理解できる存在です。しかしそんな悪役に関するとんでもない真実が発覚してしまったようです。

悪役好きな人の心理は・・・

映画の悪役といえば、スター・ウォーズの「ダース・ベイダー」。マトリックスの「エージェント・スミス」など人気の悪役がおりますが、実は彼らは単純に悪役というだけでなく、その悪の心に至った経緯を踏まえると何とも切なく儚いストーリーが有り、それに憧れるのも映画の楽しみの一つです。

いつしかそんな悪役に憧れまで抱いてしまいそうですが、しかし、そんな悪役への憧れ、実はとんでもない真実が発覚してしまいました。

オーフス大学の研究によると、1000人を対象に、被験者が「ダース・ベイダー」や「エージェント・スミス」などの悪役に対し、どれほど理解できるかのアンケートを調査。

その結果、「ナルシスト」、「マキャヴェリズム」、「精神病質」などの条件がある被験者がより悪役を好む傾向にあったという。

「ナルシスト」は、他の人よりも優れていると感じ、自我強化を切望する傾向がある。
「マキャヴェリズム」は、どんな手段出会っても結果的に国の利益になれば許されるという考え方。「精神病質」は自制心が低く、突発的で即効性のある行動を好み無慈悲な対人スタイルを行う。

つまり悪役を好む人には他人とはちょっと違った精神構造をもっている可能性があるようだ。要するに病んでいる可能性がある。

この研究は英国学術雑誌「Poetics」に掲載されたという。

悪役といえば・・・

悪役好きは精神的に病んでいる可能性がある?そんな研究結果はにわかに信じがたいが、ちなみに、悪役といえば様々いる。例えば以下が考えられるだろう。

スーパーマリオ:クッパ
ファイナルファンタジー7:セフィロス
ドラゴンクエスト:りゅうおう
ドラゴンボール:ベジータ・フリーザ
ドラえもん:ジャイアン
アンパンマン:ばいきんまん
鬼滅の刃:鬼舞辻無惨
カイジ:利根川幸雄
バック・トゥ・ザ・フューチャー:ビフ・タネン
ターミネーター2:T-1000
戦隊モノ全般:悪役たち

これら悪役に憧れてしまう・・・そういう方はちょっぴり対人関係を注意したほうが良いのかもしれませんね。

Source:DailyMail