東京の霊園が、猫カフェならぬ「ネコ霊園」となっていると、海外ニュースサイトで話題に

ねこ

image:写真AC

猫カフェといえば、室内に放し飼いにされた猫とふれあう時間を楽しむ喫茶店です。猫好きの方々にはたまらないサービスで、最近では多くの猫カフェが存在します。そんな猫大好きな方に朗報です。なんと、猫カフェを利用しなくても、猫と触れ合う場所があるということで現在海外のニュースサイト「DailyStar」で話題となっているのです。

猫が会葬者を温かく出迎える「谷中霊園」とは

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話題となっているのはこちらの「谷中霊園(やなかれいえん)」です。

東京都台東区谷中七丁目にある都立霊園で旧称は「谷中墓地」。

開園年月日は、明治7年9月1日で面積は102,537平方メートル。

園内には、およそ7,000基の墓があり、徳川家15代将軍慶喜や、新一万円札の顔「渋沢栄一」も眠っている。

そんな霊園を一躍有名にしているのは、徳川慶喜でも渋沢栄一でもなく、なんと「猫」だったのです。

参照:谷中霊園

海外ニュースサイトでも取り上げられる「谷中霊園」

猫が霊園に住み着いている。

そんな奇妙なニュースを取り上げたのは、日本の新聞社でも報道機関でもなく、海外のニュースサイト「DailyStar」です。

谷中霊園には多くの野良猫が住み着き、来園客の癒しになっていると報じているのだ。

同メディアによると、猫は人間に慣れており、来園客にも自ら近寄ってくる。そのため、この地域で最も有名なランドマークの1つになっているという。

また、霊園に猫が住み着くのは不思議なことではなく、騒音のない静かな場所を好む猫にとって、絶好の環境なのだという。

まさに「猫カフェ」ならぬ、「猫霊園」。

猫は居心地の良さを求めこの霊園へ、そして人は癒やしを求め霊園へ。

この霊園の神はもしかしたら「猫」なのかもしれませんね。

Source:DailyStar / 谷中霊園