カラオケで歌を歌う時に、「マイクの音量が小さい」と感じてハウリング(キーーン!てなるやつです。)を起こしてしまうという方。これを読めばきっともうハウリングに悩まされることはなくなるでしょう。筆者はライブハウスで、バンドで歌を歌っているのですが、ライブハウスは音が大きいため、カラオケよりも段違いに声が出ていないと、全く声は埋もれて聞こえなくなります。
マイクの持ち方
こちらが正しいマイクの持ち方。「いや超普通じゃん」と思われるかもしれませんが、案外
こんな風にグリルの部分を持っている人って多いものです。ちなみにコレもカラオケで起こるハウリングの原因の一つです。これをやると声が大きく聞こえたりするんですが、単に聞こえやすい周波数が強調されているだけで、こもったような声に聞こえます。
マイクの指向性
モノによってマイクの指向性は違いますが、カラオケで使われているのは大抵が「単一指向性」マイクです。
マイクの正面、中央部分で音を拾っているので、地面と平行に、口からほんの少し離した(3㎝から5㎝くらいでしょうか。)あたりで歌うのが一番「声がクリアに大きく」聞こえます。普段、一番上の写真のように「顔の斜め下あたりにマイクを持って歌ったり」している方は、それだけで声が大きくきれいに聞こえるはずです。
上手に歌うよりも、上手に聞かせる
カラオケでは、点数を競い合ったりしない限りは実際にそんなに音程が多少ズレていたりとかは気にしないものです。それよりも「何だか上手そう」くらいの雰囲気を醸し出していた方が上手いと思われがち。マイクを通すとリバーブがかかったりするので、音程がごまかされ上手い雰囲気になります。つまり、マイクを制する者はカラオケを制すのです。
以前の記事ではカラオケですぐ喉が枯れてしまうというお悩みを解決出来る歌い方をお伝えしました。今回でひとまずカラオケ歌い方講座シリーズは終了です。見てくださってどうもありがとうございました!
画像掲載元:秒刊サンデー