井山棋聖「少しでもいい内容に」、河野九段「良いところ出し切る」…きょうから第2局
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囲碁の第45期棋聖戦七番勝負(読売新聞社主催)、井山裕太棋聖(31)と挑戦者・河野臨九段(40)の第2局が22日、富山県高岡市の「勝興寺」で始まる。
第1局は井山棋聖が制し、棋聖戦史上最多の9連覇へ好スタートを切った。河野九段にとっては1勝1敗とし、流れを引き戻したい一局だ。棋聖戦七番勝負の高岡対局は第31期(2007年)以来となる。
21日は記念セレモニーが行われ、井山棋聖は「地元の方々に大変温かく迎えていただき光栄。ベストを尽くし、少しでもいい内容の碁をお見せできるようにしたい」、河野九段は「対局場の勝興寺は日常と違う静ひつな空間で素晴らしい。相手は強敵だが、自分の良いところを全部出し切れるように頑張りたい」と決意表明した。第2局は22日午前9時に開始される。