赤ちゃんのトイレ時間を通知するデヴァイス、スマートおむつが登場

赤ちゃんというものは、言葉を使えることができないので、鳴き声や表情・雰囲気など、アナログな情報から感情を汲み取るしかありません。とはいえ、それが醍醐味といえば醍醐味ではあるのですが、紙おむつや、おしりふきのなかった時代はどんなに大変だっただろう、その苦労を知らない現代人は、残念だと思われてしまうかもしれませんね。そんな中、こちらのアイテムが話題です。

そろそろトイレだぞと知らせるスマートおむつ

そろそろトイレだぞ!なんて赤ちゃんは言えないので、親がそれを察するしかなかった時代から、ITの技術で、それを判断し適切に処理する事ができる素晴らしい時代がやってくるのかもしれません。

CES2020で発表されたこちらの「スマートおむつ」は赤ちゃんがトイレに行く際に、親に警告。知らせてくれるのです。

技術的には体温や尿量を監視し、それを専用デヴァイスに送信します。受信者はそのデヴァイスにアクセスできるアプリを使い、状態を監視するというもの。

マイアミのSmardiiという企業が開発しているようです。

センサーは、おむつが汚れる前を検知し尿成分・時間・温度などあらゆる情報から排泄時間を計算するということで、おむつが汚れる時間を通知してくれることで、外出時などお母さんが、赤ちゃんのおむつに気を取られることなく、優雅に暮らすことが出来るわけです。

これにより、また新たな「通知」が増えるということで、ちょっと手間は掛かりそうではありますが、おむつが汚れて放置させるよりはマシでしょう。

こちらは臭いを99%削除する素晴らしいデヴァイスも出ておりますが

このデヴァイスを応用し、老人にも使えるとのことで少子高齢化には素晴らしいアイテム。更に応用して自分自身に使って、緊急時にトイレに行きたくなるのを事前に回避できれば最高ですね。

掲載元
https://www.dailymail.co.uk/sciencetech/article-7874533/New-smart-diaper-adults-shown-CES-monitor-body-temperature-stool-urine.html

画像掲載元:写真AC