究極の卵かけご飯を作るときに、たった一つアレを追加するだけで旨さ2.99倍になるレシピ

おかずを作る気力がないときや冷蔵庫に食材がないときに生卵一つで簡単にご飯を食べることが出来る「TKG」こと「卵かけご飯」ですが、少しの手間でめちゃくちゃTKGが美味しくなるレシピを参考にさせていただいて「究極の卵かけご飯」を作って食べてみました。

「卵黄のにんにく醤油漬けTKG」のレシピをアレンジしてみた

にんにくの香りでご飯が無限に食える「究極の卵かけご飯」が簡単に出来るということで、公表されているレシピをアレンジして作ってみることにしました。簡単に出来そうなものほど失敗するというジンクスが頭をよぎる中、さっそく作ってみることにします。

卵かけご飯が劇的に変わる「アレ」とは

ここで材料を用意します。

材料(1人前)

卵 2~3個 かつお節 適量

醤油&みりん風調味料  卵が隠れる量(1:1の割合)

チューブにんにく お好きなだけ

以上です!「アレ」とはにんにくのことで、入れることで味が劇的に変わります。今回はお手軽にするためにチューブタイプのにんにくに変更しましたが、手間をかけられる方は通常の「にんにく」を一かけご用意ください。

【注意】ここで重要な注意事項があります!「本みりん」はアルコールを含むため、アルコールが入っていない「みりん風調味料」を使用することをおススメします。「本みりん」を使う際は必ず沸騰させてアルコールを飛ばし、冷ましてから混ぜてください。

今回も薄赤色の卵を用意しました。卵を割ったら黄身だけを使うので白身と黄身に分けるのですが、半分にした卵の殻で黄身をキャッチボールしているといつの間にか黄身だけになっています。分けるのが苦手な方は100均で売っている分離器を利用すると簡単です。

準備した卵の黄身を醤油とみりん風調味料を1:1で割ってチューブタイプのにんにくを混ぜたタレに優しく投入します。

あとは蓋かラップをして、冷蔵庫で5時間程度待つだけです!

それでは実食してみましょう!

~5時間後~

冷蔵庫から取り出した黄身は醤油の色に染まっていました。一切熱を加えていないのに、半熟卵のように周りが固まっています。

ご飯に乗せてみても、全く崩れる様子はありません。もっとトロ~っていうのを想像していたので、ちょっとだけ期待外れ感は否めません。

割ってみたのですが、中身が飛び出すこともなく優しく崩れていきました。感動はありませんが、甘辛い匂いも相まって美味しそうではあります。

残ったタレとかつお節を多めにかけて、よーく混ぜたら・・・

いっただきまーす!うん、ウマい、間違いなく美味い!若干固めの濃厚な卵の風味とパンチの効いたにんにくの後に、出汁醤油のしょっぱさとみりん風調味料の甘みが絶妙に絡んできます!かつお節を追加したのも正解で。これはワンランク上の「TKG」ですね。

気になるにんにく臭ですが、それほど大量に入れているわけではないので食後の歯磨きで消えるレベルです。

元のレシピとの相違点と注意点

今回作るにあたり、若干レシピを変更して作ったので相違点と注意点を。

漬け時間1晩~2日 → 5時間

加熱なしの調理なので出来るだけ早く消費するために漬ける時間を短くしました。結局混ぜるので味はそれほど変わらないような気がします。

みりん → みりん風調味料

アルコールが入っていないみりん風調味料を使用しました。本みりんを使う際は沸騰させてアルコールを飛ばしてから使ってください。特にお子さんに食べさせるときは要注意!

にんにく → チューブタイプにんにく

切る手間、混ぜる手間、お値段の問題を考えてチューブにしました。

かつお節を追加

卵かけご飯といえばかつお節!ということで独断で追加、大正解でした。

若干思ったような見た目にならなかったり卵が思ったよりも固まっていたりと、手放しに「成功」とは言えない結果でした。それでも甘辛いにんにく風味のタレの「卵かけご飯」は、究極といっても差し支えのない美味しさでした!漬け込む時間を除けば1分とかからない調理時間ですので、何も作りたくない休日のズボラ飯にいかがでしょうか。

余談ですが、イカ塩辛との相性がとんでもなくヤバかった・・・いい意味で。

火を使う場合は少々手間がかかりますが、こちらの半熟煮卵も美味しいのでおススメですよ!

画像掲載元:SS.ナオキ